【太ももの痛み.com】～下肢静脈瘤～

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ここでは太ももの痛みの原因となる病気、下肢静脈瘤について詳しく説明していきます。

足の血液は足を運動させることによって心臓に戻っていきます。また静脈には弁が付いており、重力に負けて血液が逆流するのを防いでいます。この弁は、足の付け根や膝の裏など、太い静脈が合流する場所で壊れやすく、壊れることで血液は逆流してしまい、足の下の方に血液が溜まってしまい静脈がコブのように膨らみます。この状態を下肢静脈瘤と呼びます。
また下肢静脈瘤には、伏在静脈瘤（ふくざいじょうみゃくりゅう）、分枝静脈瘤、網目状静脈瘤、クモの巣状静脈瘤と呼ばれる４つのタイプがあります。

下肢静脈瘤が起こる原因は色々ありますが、多いのは加齢と肥満によるものです。また遺伝や妊娠も原因とされ、立ち仕事が多い、運動不足なども誘発しやすい要素となっています。

下肢静脈瘤の症状は、足の血管が浮き出て見える、浮腫、だるい、重い、疲れやすい、足が熱っぽい、痒みや痛み、皮膚の黒変色、こむら返りの頻発などが挙げられます。

下肢静脈瘤はなかなか治りにくい病気で、手術などを行っても完治しない場合もあります。しかし早い段階で治療を行えば予後は良好ですので、太ももの違和感も早期発見のカギとして考えましょう。

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